冬の雪国へ 

2014年02月15日

私の足跡 152 JRは18切符で雪国へ


私の足跡 152 

       今年も冬は日本の寒い地方へ 
              JRは全て18切符で

 3・4日目

 3日目は 弥彦神社へ参拝するため、弥彦駅へ。今日の日程を考えて、早朝出発。

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 弥彦神社に到着したが、早朝なので人出も少なかった。境内も広く、見事な参道。日本で有数の雪国の新潟県でも今回は雪はなかった。 

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 弥彦神社は、式内社(明神大社)で 越後の国の一宮で古くから信仰されている神社です。「万葉集」にもうたわれている。 祭神は 「天香山命」です。

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正面は、弥彦駅です。神社の駅らしく造られていた。

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改札口も普通ではなかった。

この後、長野へ向かう。

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途中、来春開通をめざしての北陸新幹線の工事があちこちで行われていた。写真は 上越妙高駅の工事の様子。

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長野駅から長野電鉄で湯田中駅へ。途中 単線の為 長野行きの列車を待つための時間ができたので車掌さんの許しを得て外に出た。

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途中、車窓からも見えていたが、 ホームから雪を被った妙高等の連山を写真におさめた。

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湯田中温泉街より、すぐにバスに乗る。

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バスを降りた後、上のような雪道を約30分程歩くと「地獄谷野猿公苑」に到着。入園料を払い、猿専用の温泉へ。猿が温泉に入るのは世界でここだけだそうです。本日の観光客の半数は外国人で日本の人気見学地の一つらしい。

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眼下に 温泉に猿が入っているのが見えた。

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気持ち良さそうにお湯に入っているお猿さん。

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 帰りに、餌を拾っている子ザル。近くにいる私達には見向きもせず、何かを食べていた。



 このように、人里近くに野猿の公苑を造って人気を呼んでいる努力を調べた。

   先ず,「餌付け」。
   人間が直接与えるのではなく、猿に拾わせる。「餌を人間から もらえない。餌は拾って食べるものである」と猿に知らせている。
 猿には とても美味しいものではなく、いつも山で取る食べ物より少しだけ美味しいものを与える。
   次に 「人づけ」
   猿は 神経質である。人間とのトラブルで危害も加えることもある。だから、ここに来る人間は猿には何も危害も加えないと思わせている努力をしている。だから私達見学者は猿に危険な思いを持たせないこと。また、猿と視線を合わせない等に気をつける。

 
 野猿公苑の人の長い努力のお陰で 温泉の猿の写真も間近で撮れたし、猿と狭い雪道で出会っても猿は素知らぬ感じで通り抜けて行ってくれた。


 近くに 一般の温泉宿が一軒あり,その宿の近くにお客用の露天風呂があった。
 
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 最初は 猿が 人間用の露天風呂の近くで遊んでいた。  


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その露天風呂客が来た。

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猿は 何食わぬ顔で眺めている。

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 男性が こちらの縁に寄ってくると猿も男性に何か語りかけるように寄って来た。

夜遅く、長野駅前のビジネスホテルに最後の宿をとる。

そして、翌早朝 [牛に引かれて善光寺参り]で有名な善光寺参りに出かける。

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門前町に開けた「仲見世」。 早朝なので人影も少ない。

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本堂より 大門を見る。

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朝は、気温が低いので見られない衣服を纏っている。朝の勧行にあたる「御朝事法要」に参加するお坊さんがこのような格好でたくさんこの本堂に入る。入るとコートを脱ぎ 係の人に預ける。
私達は 御導師をされる貫主さまを待っている。

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 善光寺は一光三尊阿弥陀如来を本尊として祀る祈りの聖地として 創建以来1400年の長きにわたって法灯を護持してきた古刹。
 特定の宗派に属さず、あらゆる人々が参拝できる無宗派の寺院として有名。
 現在の善光寺本堂は 宝永4年(1707年)に再建されたもので江戸中期の代表する寺院建築として国宝にしていされている。


 今回は「お数珠頂戴」をしてもらうために、朝食前にホテルを出て、善光寺に早朝参拝したのだ。

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 「お数珠頂戴」とは お寺の毎朝の勧行にあたる「御朝事法要」にお寺の貫主さまが御導師として本堂においでになる時、貫主さまが手にされた数珠を私達の頭にお触れになり、ご自分の功徳をお分け下さることです。これは、季節により時刻が異なり、( 12・1月は朝7時頃  6・7月は朝5時半頃) 今までの善光寺参りでは 時間的に貫主さまのお数珠頂戴は頂けなかったので長野駅近くで宿泊するこの機会を逃がすことが出来ないと思い早朝参拝した。

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帰る途中、「お上さん」が本堂に向かうのと出会う。これより近くでの写真撮影は止められた。
(貫主さまは男性・お上さんは女性で宮家出身)


 この後、ホテルに帰り、朝食を食す。早朝の善光寺参りの後なので、美味しく頂けた。

 休憩後、長野駅から普通列車に乗り、塩尻に向かう。

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 途中、スイッチバック式の駅が現在も残っているのでビックリ。


 19時過ぎに大阪着。家には9時頃到着。


 昨年と同じく、この時期に普通列車に乗ると「18切符」を使っての旅行者にたくさん出合った。今回は4組の人達と話ができた。
 1組目は 金沢から新潟への途中 若い女性の一人旅。私達と同じように車窓からの立山連峰の写真をたくさん撮っていた。
 現在派遣社員だか正月を田舎の島根で過ごし、東京に帰る途中との事。糸魚川での待ち時間に話したが、自分の孫と重なり「仕事にガンバレ」と言って別れた。
 2組目は 松本からの車中の事だが 最初は 私より 若いが4人連れの女性達。服装とストックを持っていたので山へ行って来たのか聞くと「雪の美ケ原」に行ってきたとの事。私も5年前を思い出し、雪上車に乗ったことやスノーシューを履いての「美しの塔」迄のウォーキングを話し合い盛り上がった。
 3組目は 塩尻から乗り、車中で弁当を食べていた男性二人の旅行者。「18切符」を使っての旅行を何度もしているとの事。
 4組目は 名古屋の人で、「18切符」を愛用している人。切符が1回分残ったので中山道の一部を歩いて来たとの事。中山道を歩いた時の事を思い出し、いろいろ喋った。   

 旅をすると同行者との会話は楽しいが、途中出合った旅人との会話も楽しいものだ。


 


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2014年02月01日

私の足跡 151 JRは18切符で雪国へ

私の足跡 151 

       今年も冬は日本の寒い地方へ 
              JRは全て18切符で

  2日目

 朝はゆっくりし、8時過ぎに宿を出て朝市の見学。朝市の場所から2~3分の所に民宿をとっていたので楽だった。

 この能登・輪島の朝市は、高山の朝市とともに有名な朝市で、特に冬の朝市で楽しみだ。(小さいが夕市もあるらしい)
 
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朝市はこの約400mぐらいの「朝市通り」に露店が並ぶそうです。

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春秋はにぎやかで200以上の露店が並ぶそうです。この時期・この時間は寂しかった。

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この朝市通りに 朝食屋があったので今朝獲れたての烏賊を頂く。港の近くだから新鮮そのものだった。


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時間を費やしていると近くのホテルからのツアー客が来始めた。

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品物は 伝統工芸品(箸や椀等)や海産物 農産物などが主流。

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 店主は 女性の年配が多かった。私は 82歳の女性に買い物をして、写真をたくさん撮らせてもらった。

 この朝市の歴史は 平安時代からといわれている。その後、今まで続いているそうです。
 でも、地元の人は いつでも買える(朝市は午前中のみ)スーパーがができて 今では観光客が主流だそうです。

  10時に輪島駅より バスで金沢に直行する。

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最前列に席がとれ、素晴らしい景色も見られた。途中より 以前立ち寄った千里浜渚ドライブウェイ等を見ながらの走行で楽しめた。

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雪混じりの雨が降り出し、海の波も高くなった。

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昼食後、金沢西口を出る。金沢駅自慢の「鼓門」

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金沢駅自慢の「鼓門」

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 富山駅で数人の鉄道ファンが列車の写真を撮っている。ラストランの近い列車か?

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車中より 立山連峰の一部が真っ白な姿をみせている。

この後、列車を乗り継いで 燕三条に夜遅く到着し、駅前のホテルで宿泊。夕食後、明日の見学を夢見て 今夜も般若湯の酔いと共に眠る。

 

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2014年01月15日

私の足跡 150 JRは18切符で雪国へ

私の足跡 150 

       今年も冬は日本の寒い地方へ 
              JRは全て18切符で


  一昨年は N氏と「ジパング倶楽部」を使い、夜行便2泊を入れ、5泊6日で東北の4大冬祭を見て来た。(私の足跡105~107)
   昨年は、N氏と青春18切符と「ジパング倶楽部」を使い、飛騨と信州をまわった。(私の足跡126~128)

   今年は、N氏ともう一人青春18切符を体験したいというK氏が加わり、3人でJRは全て「青春18切符のみでまわる」計画をたてた。

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 一日目(1月5日)


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  私は 6時に家を出て、大阪駅に7時半到着。早朝の大阪駅

 大阪駅発7時45分発の列車で金沢駅に向かう。

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 湖西線を通ったので、比良山系の山々も雪に覆われていた。

 普通列車なので、途中何度も乗り継ぎ、特急列車の追い越し待ち等をして、やっと金沢に到着。
 金沢で昼食後、駅前に出て、時間を費やす。


 JR七尾線で和倉温泉と穴水経由で 輪島へ

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 のと鉄道の終点 穴水駅。

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 穴水でバス待ちの間に 上の等身大の写真を見つける。今の相撲界のニューフェイスとして有名な遠藤関の出身地とある。

 到着が遅れたので、急いで 輪島での 見どころの一つであるライトアップされた「 千枚田」へ行くため荷物をもって 現地までバスで行く。

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 やっと 白米千枚田のライトアップ地に到着。

 千枚田「あぜのきらめき」は 現在 田植え・稲刈りはボランティア活動でやっているそうです。
 現在はLED電球を使用し、昨年より増やし21,000個を使用している。太陽光パネルを利用しているので天候等により発電量が異なるのて点燈している時間が異なる。また、LED電球は暗くなると自然点燈するので点燈時刻は日没や天候により毎日異なります。
 平成24年11月14日 「太陽光発電
LEDの最大ディスプレイ」ということでギネス世界記録となる。

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ご覧になって気づいていると思いますが、5枚の写真のライトの色が徐々に赤みをおびて来ている。

 
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参考までに 昼間の棚田の風景です。


 観光後 今夜の宿舎の民宿に入り、荷物を置く。そして夕食を近くの居酒屋でとり、建築間もない各自の部屋でゆっくり寝る。





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