私の足跡 159  大井川中流の秘境の散策 1私の足跡 161  夏の光の祭典

2014年08月01日

私の足跡 160  大井川中流の秘境の散策 2

私の足跡 160  大井川中流の秘境の散策 2



私の足跡 160

    大井川中流の秘境の散策  

 二日目

     ホテルのバイキング朝食を食し、バスに乗り 昨日と同じ奥泉駅に到着し、井川線に乗る。(途中迄 昨日と同じコースなので前回書かなかった所をかきます。)

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 この井川線の始発駅は千頭駅だが このツアーは二日とも途中の奥泉駅までバスに乗り、奥泉駅から鉄道に乗車した。
 この井川線は この大井川水系のダムや発電所をつくるための資材運搬用に敷設されましたが、最後につくった井川ダムの完成によりその役割を終え、昭和34年からは地元の人や観光客の大切な交通機関として営業を開始したとある。 


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 出発して、左手に深い渓谷を眺めながら大きな橋の下を通り、ゆっくり進む。

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 川面に映る美しい橋梁。

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 車輪とレールとの軋みの音をたてながら 進んでいる。
 途中 列車が停車し、車掌が車内放送で 「線路の上に落ちている障害物を取り除くまでしばらくそのままお待ちください」との放送があり、乗客の皆がどんな状態か心配で 車窓から頭を出して覗いている。

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乗務員の二人は 木の小枝を拾って処理していた。大事でなくて安心。


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 何もなかったように 出発進行。

 この鉄道の目玉は 何と言っても SL機関車についで アプト式鉄道に乗れることです。アプト式鉄道と言えば発祥の地・スイスを また 日本では今は無いが 碓氷峠のアプト式鉄道が有名で思い出す。

 

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 この大井川鉄道のアプト式は日本一急こう配(100m進んで 9m登る)で有名。

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 わずかな距離区間だけだが アプト用の機関車を取り付けたり、取り外したりに時間がかかった。私達のように関心・興味のあるものは その都度カメラを持ち、車外に飛び出し写真を撮った。
 
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 我々の乗ってきた列車の後方に アプト式の電気機関車を連結し、坂道を押して上がる。
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 急傾斜を線路道を通っているのがわかる。

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 前方のトンネルから出て来た線路の傾斜。




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 長島ダム。多目的ダムで 周辺には公園や散策路が整備されている。

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 井川ダム 1957年に竣工した発電専用のダムで、国内第2位の堤高を誇り、別名を井川五郎ダムと呼ばれています。


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 関の沢鉄橋 雄大な南アルプスの渓谷に架けられた高さ約71mの鉄橋。その高さを私鉄日本一を誇る。
 通過する時は スピードを落としてゆっくり進んでくれた。
 
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 71m下の渓谷。

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 終着駅で降り、今は廃線になり、レールだけが残る道を歩いて吊り橋に行く。この頃より雨が降り始めた。 

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 よく揺れる吊り橋を渡り終え、また来た山道を登り、廃線跡を通り、終着駅迄歩く。
 そして 奥泉駅からバスに乗り、帰路についた。

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 高速道も渋滞なく、バスの中では知り合いになった東住吉区のホークスファンと喋った。

  今回は 数年前 南アルプスの山に登った時に利用し 通った鉄道を通りたくて 参加したが細かい所へも参加できて 大満足だった。 それに  トーマス列車が わが国で最初の運転日と重なりラッキーだった。

 予定より 早く帰れた。

 


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