2012年10月
2012年10月15日
私の足跡120 高野山への七つの登山口(高野七口 小辺路)
私の足跡 120
世界遺産
高野山への七つの
登り口 (高野七口) Ⅱ
今回は 熊野古道小辺路を紹介します。
( この道は 「私の足跡 27 高野山から熊野へ」で紹介済み ここをご覧頂けると高野山から熊野の本宮迄記しています。そして 私の足跡 28 と 私の足跡 29の小雲・大雲越えで 那智大社までを記しています。 )
2005年10月16日
車で 野迫川の大股へ行き、そこから高野山へ帰るようにした。
大股では、前回の悪夢の雨を思い出し3人でその時の様子を話し 当時を思い出す。
8時30分大滝を出発 今回は 快晴。ゆっくり景色を楽しみながら歩くことができた。
大股を出発して まもなく急にはげしい登りになる。近年、林道が開発されて大事な古道がズタズタに寸断されているのは、とても残念だ。
でも、古道の道端には、多くの旅人を見送った石仏がたくさん残っていたので、有難かった。 9:20
2時間近く歩くと、本日の標高最高地点である林道と古道の合流点(標高 約1000m)へ。10:20
しばらく歩くと何軒かの集落跡の残る水ヶ峰集落跡に到着。建物はなく、屋敷の石垣とお墓だけです。何年か前までは、子どもの遊び声や大人の会話が聞こえていたと思うと、寂しい思いがした。でも、このお墓に最近お参りしたのか新しい花がいけられていたので嬉しかった。11:00
すぐに、高野龍神道と合流し、そこを約30分歩く。ドライバ-は人が歩いているのでびっくりしている。我々も車には細心の注意をはらい歩く。 約2Kmだが、歩道をつけるとかして安全に歩けるよう何とか改善できないだろうか。
三荒神の一つで有名な立里荒神社の遥拝所。 11:10
やっと 危険な車道とも別れ 安心して歩ける山道に入る。静かな古道を歩く。 11:30
昔は賑わって 学校もあったが今はひっひりとした大滝の集落に入る。人口が減り、住民も高齢化しているそうだ。
旅人の為の公衆便所もつくってくれていて有り難い。 12:20
この小辺路は 世界遺産に指定されている道です。世界遺産高野地区のマスターをしているので ここから 高野山までは 年に一度 何度となく ボランティアで清掃ウォークをしている道だ。
急こう配の下り坂を歩く。
高野の町から流れて来ている川「御殿川」迄下る。12:40
橋を越えて 登り返すことになる。ここにも集落跡がある。
高野槇の傍を通り、高野山への登り道に入る。
ほどなく、文久二年(1862年)に建立された丁石(道標)に着く。13:10
丁石には「右側には高野山へ四十丁、くまの本宮へ十七里 左側には大坂十六里奈良へ十八里 和歌山へ十二里」と記してある。
坂道を約30分登ると薄峠に着く。13:40
ここからなだらかなアップダウンの道を約30分歩くと大滝口女人堂跡だ。 14:20
この高野山への道は7口あり、それぞれの入り口に「女人堂」があり、女人禁制の時代はここより中には入れなかった。ここはその一つでロクロ峠といい、山内に入ることを許されなかった女性たちは、ここから伽藍を遥拝し、仏の救済を祈った。(現存している女人堂は不動坂の一つだけ)
金剛三昧院の傍を通り、ゴールへ。
約20分で ゴ-ルの高野山大学に着く。14:50
今回は 少ない距離だったが これで、3泊4日の日程で約70Kmの小辺路を歩き通して、喜びのハイタッチ。そして、軽く祝杯。帰宅、5時半。
那智大社迄の記事を希望される方は 是非 私の「足跡28 29」をご覧ください。
2012年10月02日
私の足跡119 高野山への七つの登り口 (高野七口 有田・龍神道)
私の足跡 119
世界遺産 高野山への
七つの登り口 (高野七口) Ⅰ
上記のように高野山への登り口は 時代により多少の違いがあるが七口(七つの登山道)があった。
このシリーズではこの七口を記すことにする。(但し 相の浦道は使用されていないので省く)
A 有田・龍神道 6月24日
先ず最初は 利用者が少なく有名ではないが 「有田・龍神道」からにする。
JR和歌山線の「笠田駅」からバスに乗る。客は初めは五人 最後は我々二人だけ。
約一時間で花園村の「ねむの木」に到着。9:15 静かでひっそりとしていた。
上記の標識に沿って 林内歩道の入り口を探したが見つけるのに時間がかかった。
ヤット見つけて 約10分位で上の写真のような楽しい山道を登ることが出来た。
道も整備され 森林浴を楽しみながら登り続ける。やっと三分の一が過ぎる。
そして 三分の二も過ぎる。
森林の中の歩道を通り 林内歩道も終わる。10:50 標高 880m
そして 高野山へ向けて歩き始める。標高は高野山と同じだから 多少のアップダウンはあるが 殆ど平坦な道となる。そして 途中より 舗装された道となり 山の中を歩くが登山の気分は半減する。
しかし 道端には 上記の二人静の花やうつぎの花等が咲き、心を癒してくれる。
また 遠くの山並みも見え 感動もした。
「高野山ヘリポート場」の傍を通る。13:30
やっと 大門到着。 14:20 予定より 時間が早かったので 町石道を通り 花坂経由で上古沢駅迄歩き 電車に乗ることにする。
見事な高野万年苔を見る事ができた。
アジサイも見事であった。
少なくなっているササユリも見る事が出来た。
今日は体調が良かったから 久しぶりに長距離を歩いた。 36782歩
世界遺産 高野山への
七つの登り口 (高野七口) Ⅰ
上記のように高野山への登り口は 時代により多少の違いがあるが七口(七つの登山道)があった。
このシリーズではこの七口を記すことにする。(但し 相の浦道は使用されていないので省く)
A 有田・龍神道 6月24日
先ず最初は 利用者が少なく有名ではないが 「有田・龍神道」からにする。
JR和歌山線の「笠田駅」からバスに乗る。客は初めは五人 最後は我々二人だけ。
約一時間で花園村の「ねむの木」に到着。9:15 静かでひっそりとしていた。
上記の標識に沿って 林内歩道の入り口を探したが見つけるのに時間がかかった。
ヤット見つけて 約10分位で上の写真のような楽しい山道を登ることが出来た。
道も整備され 森林浴を楽しみながら登り続ける。やっと三分の一が過ぎる。
そして 三分の二も過ぎる。
森林の中の歩道を通り 林内歩道も終わる。10:50 標高 880m
そして 高野山へ向けて歩き始める。標高は高野山と同じだから 多少のアップダウンはあるが 殆ど平坦な道となる。そして 途中より 舗装された道となり 山の中を歩くが登山の気分は半減する。
しかし 道端には 上記の二人静の花やうつぎの花等が咲き、心を癒してくれる。
また 遠くの山並みも見え 感動もした。
「高野山ヘリポート場」の傍を通る。13:30
やっと 大門到着。 14:20 予定より 時間が早かったので 町石道を通り 花坂経由で上古沢駅迄歩き 電車に乗ることにする。
見事な高野万年苔を見る事ができた。
アジサイも見事であった。
少なくなっているササユリも見る事が出来た。
今日は体調が良かったから 久しぶりに長距離を歩いた。 36782歩