2012年04月
2012年04月15日
私の足跡 108 小豆島八十八ヶ寺遍路 1
私の足跡 108
小豆島八十八ヶ寺遍路 1
もう一度 四国遍路一人歩き(同行二人)をしたいと思っていたが 決心がつかずにいた時、友人のTさんに小豆島八十八ヶ寺遍路をと誘われ参加することにした。Tさんは仕事があるので通しの遍路は駄目なので区切りの遍路とした。一周140kmとあるので、約7日間で終わる計画をたてた。
一回目は 神戸からのジャンボフェリーを利用して小豆島に渡ることにした。いろんなフェリーを調べたが時間的にも我々にはピッタリだったのがこのフェリーだったので利用することにした。それは 深夜1時 神戸港発 早朝7時小豆島着で 旅行でよく利用する夜行便と同じで 眼が覚めると朝で すぐに旅が始められるので非常に効果的だ。船の中では 登山の寝袋を使って寝ようと思ったが、次の日から持ち歩くのが大変と思い、寝具付きで2000円の個室を利用することにした。
一日目 2011.11.11
前日の23時に三の宮に着き、食事をとり24時まえのバスで神戸港へ。24時半ごろより、乗船開始。金曜日だったからか思った以上に混んでいた。個室の予約をしてもらっていたので、ラッキーだった。二人は隣の個室だったので二人で般若湯を睡眠薬として飲み、朝までグッスリ。
二日目
一度高松港に寄港した後 小豆島着・7:10
小豆島は四国遍路のように一番札所から順に回ると決まってないので 我々はあの有名な「二十四の瞳」の舞台となった岬の学校(分校)の近くの6番札所をスタートすることにした。
この島出身の壷井栄さんの名作で、自分の若い頃の映画では 強烈な思いのある作品です。特に高峰秀子さん主演の作品は良かった。
苗羽小学校田の浦分校の校舎跡だが、見学時間に早すぎて中に入れなかったのが残念だった。
小豆島遍路の最初の寺だったので、丁寧に懺悔文から始めた。8:00
四国との違いは ①四国では1ヶ寺に本堂と大師堂があったが、ここでは一か所だけ。
②四国では各寺で納経所があったが ここでは納経所寺院は限られている。 上記のような庵も多く、納経所寺院は約四分の一である。
上記の写真は何と思いますか? さすが醤油の町小豆島だけあって 醤油樽のふるいのを活用して バスの駅待合所にしている。
珍しいものを見たり、素晴らしい海の景色を見ながら歩いていたために、5番札所への分岐の標識を見落とし、往復約2kmのロス。最初からでのミスで精神的にもガックリ。
戻って5番札所でお参りをする。ここは 堀越庵で勿論無人の庵である。9:45
次は 先ほど通った道を通って4番札所の古江庵寺に行く 10:30。
ここは、海岸の近くにあり、民家も多く、広大な境内だった。
次は 通りから少し離れた10番札所 西照庵にお参りする。11:00
12時に3番観音寺に到着。石段の上に境内がある。
境内を借りて、昼食をとる。
ここ小豆島では 山の中の霊場は山岳霊場としている。
いよいよその山岳霊場参りが始まる。12:30。
海岸近くの観音寺から約一時間歩いた所からの風景です。
三番の奥の院・隼山にも参拝
そして、一番の洞雲山に到着。 14:00
続いて 2番の碁石山に参拝。この寺も 山岳霊場です。
本堂の下の小さなお堂にも参拝する。
参拝後 今度は 登って来た高さを一時間弱かけて下ることにする。14:30。
最初の寺は 第七番 向庵です。15:20
立派な極楽橋を渡ってお参りしたのは 第八番 常光寺 15;45
高台にある第九番 庚申堂に参拝
庚申堂にある 修行僧のシルエット 16:15
そして、11番の観音堂に到着。町中の細い路地を通ったので時間を要した。
このイチョウは世界一大きいとの標識あり。高さ50m。樹齢1000年以上等と記している。それに、時期が良く、沢山のイチョウの実が置いていた。あまり食べ過ぎないようにとも書いていた。
時刻も17時になったので、予定を変更して、宿舎・遍路宿「ひろきや」に行くことにした。
訪ねながらだったので、予定より時間を要した。宿の女将も主人も良い人で楽しい一夜を過ごせた。空いていたので それぞれ一人部屋にしてもらった。風呂もゆったり入った。
宿では 他の客とも楽しく過ごし、般若湯を頂き 一日を終える。
2012年04月01日
私の足跡107 頑張れ 東北 5
私の足跡107
頑張れ 東北 5
第五日 2月13日 前回の続き
きょうの予定は 当初の計画は ここから帰宅する予定だったが、出発前に本州の最北端の「大間」に行くことにした。そして 次の計画に変えて実施した。
朝食後 ホテルを7時40分に出て 弘前駅へ。そして青森駅に。
青森発 9時22分発の「青い森鉄道」の快速で下北駅へ。(途中 野辺地から下北駅迄はJR)
そして、11時発のバスで大間崎へ。
列車を降りた婦人は お友達と別れの合図をしている。
「本州最北端の駅 大畑」の標識があるので、運転手さんに尋ねると 平成3年までここまで鉄道が来ていたが廃線されて 過去の遺物となっているという。バスはここで休憩する。
車中より とらえた防寒服をまとった婦人。
マグロ一本釣りの町 おおまに到着。
憧れの地 「本州最北端の地」の標識。大間と言えば「マグロ」。さっそくマグロ定食をいただく。
でも、釣りたてのマグロではない。ここでマグロの獲れるのは7月から11月までで今はインド洋でいるそうです。お客も我々以外に見たのは一人だけだった。でも、北海道もまじかに見え、ずいぶん北に来たと感じた。
バスの本数も少なく 約40分後に出発。
帰りは下北駅で 約2時間の列車待ち。
いろんなトラブルがあったが 青森駅に20時に到着。21時のJRの夜行バスに乗る。お客は定員の約三分の一でゆったり。好きな席をとれた。勿論、3列シートのリクライニングシートだったがより良かったのはカーテンがありプライベートが守れたことと枕に工夫があり、寝やすかった事です。
例により、般若湯の睡眠薬でグッスリ。
第六日 2月14日
5時過ぎに目覚め 東京駅予定通り6時半に到着。このまま帰ると昼過ぎに家に着くので、夕方家に着く方が良いと思ったので半日東京で時間を過ごすことにした。荷物を預け、少し話題には古いが「男はつらいよ」の葛飾の「虎さん」の故郷を見学に行った。
お馴染の「車 虎次郎さん」の像が立っていた。
柴又の帝釈天にお参りする。笠智衆さん演じる住職さんが出てくる感じがした。
そして、虎さんの実家のモデルにになったという「とらや」さん。帰宅したあくる日に虎さんの「おばちゃん」を演じ続けた三崎千恵子さんの訃報を聞いて寂しくなった。
次は もうすぐ観光名所となる浅草の高さ世界一(634m)の「スカイ ツリー」を見に行った。
雨は降ってなかったが、あいにくの天気で最上部までは見えず残念だった。
5月22日のオープンを目指して、急ピッチの工事。第二展望台(450m)迄登るのに3000円いるそうだが切符はなかなか手に入れにくいとのこと。 この塔に登れる日を楽しみにして、東京駅へ。
新幹線を利用して、大阪駅へ。 帰宅は18時半ごろ。
雪には出あったが、予報通り雨にはあわず そして予定した見学地に全て足跡を残すことができた。
次回からは 本題の街道歩きに戻ります。