2008年07月15日
私の足跡 13 北アルプス 蝶・常念・大天井・燕岳
2003年8月13~17日
久方ぶりのアルプス縦走。そして、メンバ-も久方ぶりのフルメンバ-5名で蝶・常念・燕岳へ。「槍ヶ岳」・「穂高岳」をゆっくり眺めるのが目的。
二日目
前日の夜行バスで上高地へ。
早朝、上高地に着くと雨。待合室の軒下で朝食。雨具をつけ、明神までの散歩道のようなフラットな道を行く。
そして、約2時間で、井上靖の小説で有名な氷壁の宿・徳沢園に着き、小休止。
ここで、槍・穂高の道と分れ、右の坂道に入り、長塀屋根に取りかかる。
雨の中、急登の樹林帯を登りつづける。
途中、何人かに、この雨は止みそうにないよと言われたが、皆の意志は頂上という事で歩き続け、予定通り14:00過ぎに前蝶ケ岳の近くにたっている山小屋に到着。
小屋はシ-ズンと雨のため混み合っていた。
着て来た服などを乾かすため干そうとするが、他の客のもあり、うまくいかない。
本日も予定通り過ごせたことを祝し、S氏の持って上がってきたパック酒で乾杯。 夕食後、8時過ぎに床につく。
外は相変わらず雨が降っている。
時間が早いためかなかなか眠れないので睡眠薬を飲み眠る。
三日目
早く目が覚める。外は雨。
雨のため、常念岳をあきらめ、下山するグル-プがいくつもある。
我々は相談の結果、初志貫徹、予定通り常念岳を目指すことにする。
6時出発。
蝶ケ岳の頂上(2664m)を極め、蝶槍も過ぎ、アップダウンを繰り返し2時間ほど進む。
突然、ニッコウキスゲ等の高山植物の咲き乱れる所に突入し、しばしの間、癒しの空間に浸ることができた。
その後は小ピ-クのいくつかを両手・両足を使って進む。
この頃より雨も上がり、視界も良くなりつつある。
雨具も少しずつ脱ぎ始める。
ぼんやりピ-クが見えると「あれが常念の頂上か」と思ったが、その先にはまたピ-クが現れ何度だまされガッカリしたことか。
皆も雨の中の歩行なので相当疲れている。
13:00過ぎ、やっと常念岳頂上に到着。視界も少しずつ良くなり、遥か足元に常念小屋が見える。
小休止後、小屋に向け、下り始める。この坂は急な坂で、小屋は見えていてもなかなか到着しなかった。やっと、14:30過ぎ、到着。
小屋の前のベンチで多くの人がくつろいでいた。我々も宿泊の手続きを済ませ、荷物の整理をし、カメラを持って外に飛び出る。そして、下りてきた常念岳や明日登る横道岳などをカメラにおさめた。
夕食前に、M氏の持って上がってくれた焼酎・洋酒で乾杯。
夕食をしていると外から「槍が見えた」との声。夕食を急いで済ませ、外へ
飛び出る。確かに「槍ヶ岳」だ。皆の歓声がすごい。我々も歓喜に浸る。
明日を楽しみに床に就く。
四日目
早く目覚めたが5時前起き、カメラを持ち外へ飛び出る。外はまだ暗いが空は
晴れている。明るくなるのをじっと待っていた。東の空には雲があり、日の出は良くない。しかし、西の空に目をやると、雲も無く期待は持てそうだ。
寒さを忘れて待っていると西の空がどんどん赤くなり始め、真っ赤になった
「朝焼けの槍ケ岳」が ばっちり見えた。何度も何度もシャッターを押した。
また、「槍ケ岳」の左には「穂高」も見え、心が高ぶり通しだった。ラッキ-なことにこの時の「朝焼けの槍ヶ岳」の写真が我々の機関紙「年輪」に掲載してもらった。(1年ほど前に掲載してもらつたのに続き2度目)
朝食後、出発。左手に「槍」「穂高」を見ながら前進。昼過ぎの大天井岳付近まで、ずっと、姿を見せて我々を 見送ってくれていた。
表銀座コ-スに入り、コマクサ等の高山植物に癒されながら燕山荘へ。
途中、大天井岳(2921m)をめざして歩く。(麓に山小屋「大天荘」が見える。)
荷物を置き、往復1時間ほどの燕岳の頂上へ。ザラザラした白砂の中に突き出た奇怪な花崗岩帯をくぐるように進んで頂上へ。途中、コマクサが綺麗だった。ブロッケン現象がくっきり見えた。小屋の傍のコマクサ園で、珍しく白い花のコマクサを見た。小屋の人の話では 突然変異で起こるそうです。
夜、燕山荘の人がホルンを吹いて聞かせてくれた。
>五日目
朝、起きると雨。6:15頃発。雨の中、急坂で有名な道をスリップに気をつけ、下り始める。中房着、9:45頃。久方ぶりの風呂に入り、5日分の汗を流し、穂高駅へ。近くの食堂で 蕎麦定食を。勿論、ビ-ルをしっかり飲み、縦走を祝す。
列車出発までの時間を利用して道祖神の写真撮影を。
帰宅、21:00。
今回の登山は、「槍ヶ岳」・「穂高岳」をゆっくり眺めるという目的だったが前半・後半は雨だったが肝心の「常念岳」付近だけ天気は良く、上記の目的達成で感謝・感謝。
久方ぶりのアルプス縦走。そして、メンバ-も久方ぶりのフルメンバ-5名で蝶・常念・燕岳へ。「槍ヶ岳」・「穂高岳」をゆっくり眺めるのが目的。
二日目
前日の夜行バスで上高地へ。
早朝、上高地に着くと雨。待合室の軒下で朝食。雨具をつけ、明神までの散歩道のようなフラットな道を行く。
そして、約2時間で、井上靖の小説で有名な氷壁の宿・徳沢園に着き、小休止。
ここで、槍・穂高の道と分れ、右の坂道に入り、長塀屋根に取りかかる。
雨の中、急登の樹林帯を登りつづける。
途中、何人かに、この雨は止みそうにないよと言われたが、皆の意志は頂上という事で歩き続け、予定通り14:00過ぎに前蝶ケ岳の近くにたっている山小屋に到着。
小屋はシ-ズンと雨のため混み合っていた。
着て来た服などを乾かすため干そうとするが、他の客のもあり、うまくいかない。
本日も予定通り過ごせたことを祝し、S氏の持って上がってきたパック酒で乾杯。 夕食後、8時過ぎに床につく。
外は相変わらず雨が降っている。
時間が早いためかなかなか眠れないので睡眠薬を飲み眠る。
三日目
早く目が覚める。外は雨。
雨のため、常念岳をあきらめ、下山するグル-プがいくつもある。
我々は相談の結果、初志貫徹、予定通り常念岳を目指すことにする。
6時出発。
蝶ケ岳の頂上(2664m)を極め、蝶槍も過ぎ、アップダウンを繰り返し2時間ほど進む。
突然、ニッコウキスゲ等の高山植物の咲き乱れる所に突入し、しばしの間、癒しの空間に浸ることができた。
その後は小ピ-クのいくつかを両手・両足を使って進む。
この頃より雨も上がり、視界も良くなりつつある。
雨具も少しずつ脱ぎ始める。
ぼんやりピ-クが見えると「あれが常念の頂上か」と思ったが、その先にはまたピ-クが現れ何度だまされガッカリしたことか。
皆も雨の中の歩行なので相当疲れている。
13:00過ぎ、やっと常念岳頂上に到着。視界も少しずつ良くなり、遥か足元に常念小屋が見える。
小休止後、小屋に向け、下り始める。この坂は急な坂で、小屋は見えていてもなかなか到着しなかった。やっと、14:30過ぎ、到着。
小屋の前のベンチで多くの人がくつろいでいた。我々も宿泊の手続きを済ませ、荷物の整理をし、カメラを持って外に飛び出る。そして、下りてきた常念岳や明日登る横道岳などをカメラにおさめた。
夕食前に、M氏の持って上がってくれた焼酎・洋酒で乾杯。
夕食をしていると外から「槍が見えた」との声。夕食を急いで済ませ、外へ
飛び出る。確かに「槍ヶ岳」だ。皆の歓声がすごい。我々も歓喜に浸る。
明日を楽しみに床に就く。
四日目
早く目覚めたが5時前起き、カメラを持ち外へ飛び出る。外はまだ暗いが空は
晴れている。明るくなるのをじっと待っていた。東の空には雲があり、日の出は良くない。しかし、西の空に目をやると、雲も無く期待は持てそうだ。
寒さを忘れて待っていると西の空がどんどん赤くなり始め、真っ赤になった
「朝焼けの槍ケ岳」が ばっちり見えた。何度も何度もシャッターを押した。
また、「槍ケ岳」の左には「穂高」も見え、心が高ぶり通しだった。ラッキ-なことにこの時の「朝焼けの槍ヶ岳」の写真が我々の機関紙「年輪」に掲載してもらった。(1年ほど前に掲載してもらつたのに続き2度目)
朝食後、出発。左手に「槍」「穂高」を見ながら前進。昼過ぎの大天井岳付近まで、ずっと、姿を見せて我々を 見送ってくれていた。
表銀座コ-スに入り、コマクサ等の高山植物に癒されながら燕山荘へ。
途中、大天井岳(2921m)をめざして歩く。(麓に山小屋「大天荘」が見える。)
荷物を置き、往復1時間ほどの燕岳の頂上へ。ザラザラした白砂の中に突き出た奇怪な花崗岩帯をくぐるように進んで頂上へ。途中、コマクサが綺麗だった。ブロッケン現象がくっきり見えた。小屋の傍のコマクサ園で、珍しく白い花のコマクサを見た。小屋の人の話では 突然変異で起こるそうです。
夜、燕山荘の人がホルンを吹いて聞かせてくれた。
>五日目
朝、起きると雨。6:15頃発。雨の中、急坂で有名な道をスリップに気をつけ、下り始める。中房着、9:45頃。久方ぶりの風呂に入り、5日分の汗を流し、穂高駅へ。近くの食堂で 蕎麦定食を。勿論、ビ-ルをしっかり飲み、縦走を祝す。
列車出発までの時間を利用して道祖神の写真撮影を。
帰宅、21:00。
今回の登山は、「槍ヶ岳」・「穂高岳」をゆっくり眺めるという目的だったが前半・後半は雨だったが肝心の「常念岳」付近だけ天気は良く、上記の目的達成で感謝・感謝。
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この記事へのコメント
1. Posted by チョウシモン 2010年12月19日 21:57
初心者のためのカメラ講座のチョウシモンです。
初めまして、よろしく、お願いいたします。
朝焼けの槍ヶ岳は、素晴らしいですね。登りたくはないけど・・・。
こんなページにコメントして、発見してもらえるかなー。
では、また。
初めまして、よろしく、お願いいたします。
朝焼けの槍ヶ岳は、素晴らしいですね。登りたくはないけど・・・。
こんなページにコメントして、発見してもらえるかなー。
では、また。