私の足跡 135  明石大橋の主塔と工事中の白鷺城を訪ねて私の足跡 137 高野山への七つの登山口(高野町石道)

2013年06月17日

私の足跡 136  今年の町石道の案内

私の足跡 136

          
今年の町石道の案内

  高野山町石道の案内を講習を受け、約10年近くやっているが 今年は珍しく6月現在4回も案内する機会を得たので、その様子を書きます。

 この約10年間 北は北海道の夫婦が四国霊場を歩いて 無事満願できたお礼を 北海道に帰る前に高野山町石道を歩いて 弘法大師に報告するため 案内をさせてもらった。また、南は沖縄の若き教師が 京都での研修会終了後、奈良や京都の世界遺産は知っているが「紀伊山地の霊場とその参詣道」を知りたいという願いで案内させてもらった。その他 新潟の山岳同好会の皆さん等日本各地の人々に 世界遺産「高野山町石道」の自然や歴史を話しながら何十回と歩いています。また、 地元や周辺の小学生も案内しています。次回は この世界遺産「高野山町石道」の自然や歴史を詳しく書きます。

  バス会社斡旋の14~20名位のグループを案内するのも楽しいが、私は 小人数の人達を案内するほうが 皆なと話せ、楽しい一日となり、その後の便りもうれしいです。



   一回目

  私は 3年前 四国遍路を徒歩で巡礼して、結願したことを この「私の足跡44~53」に書いてあります。それを知っていた元同僚女性3人組は 自分達3人も 春になれば四国遍路を徒歩で巡礼したいので 遍路歩きの心得等聞きたいということになった。それで、四国を巡礼するなら弘法大師に無事結願てきるようにお願いするため高野山へ歩いて登ろうということとになった。(四国遍路を始めれば 毎日 高野山町石道のような道を歩かなければならないという体験をする意味もあった。) 

 4人での約束の日時は前日からの雨天になった。日程の変更かコースの変更かとなった。3人組の判断はコースの変更となったので、紀伊細川駅から徒歩で約一時間で矢立(花坂)へ。そこから町石道を通って高野山へ登るというコースを短縮した。

 紀伊細川駅から矢立まで、雨具を付け、雨中を歩く。途中の東屋の展望台で昼食。その後、雨は小雨になる。
 大門に到着したころは 殆ど雨も止んでいた。3人とも元気なので徒歩で奥の院まで行き、無事に四国遍路が出来るよう祈願してきた。合計 約15Kmの歩行だった。
  
 

  二回目

 某会社の仲間が退職後、年に何回か集まり、10年以上も楽しんでいるグループの案内。( 2年前 学文路から高野山へ登る道を案内したグループ 5名  その登頂後 今度は表参道の高野山町石道だねと冗談に言っていたのが現実となった。)

 真田庵に立ち寄り 約20分の見学。慈尊院の見学後、180町石より 1町石を目指す。 
 少し、早いが120町石の展望台で昼食。予定より、少し遅れ気味。ピッチをあげる。
 60町石の矢立で ペースはもどしたが、前半の遅れは残っている。
 残りの3分の一の60町は 疲れのひどい人もおり、予定のペースより遅れ、大門着も遅れた。しかし、幸運に恵まれ、大門からの夕日百選の景色をカメラにおさめて、高野山で宿泊する5名と別れて帰る。 


  三回目

 関西の某銀行の互助会のような組織が主催して、高野山町石道の出発点・慈尊院から約7km先の丹生都比売神社までの案内です。
 予定より 少し早く到着。約40名のお客さん。二つの班に分けて、二人のガイドと案内する。思った通り、子ども連れのファミリーや友達同志 それに年配の人もいたので 話の内容や歩く速さにも気をつける。 
   
 慈尊院の見学後、石段を登り、町石道に入る。子どもは 元気な初めは 案内人を追い越したり、途中の話を聞かなかったりする。それで、最初にきまりと問題を言っておくと良いので今回もして成功した。
 大人には 町石道の歴史等の話をした。女性も多かったので道端の花の話をしながら登る。 
 丹生都比売神社には 予定より少し遅れたが無事到着。バスで九度山に戻り、解散。


 四回目


 6月3日 東京都江東区の岩田さん御夫妻と娘さんの三人の案内。よくあるパターンで難波周辺のホテルに宿泊し、翌日電車で九度山又は細川駅で待ち合わせをして案内する。今回は11時に紀伊細川駅で待ち合わせだったが、私の乗る電車と同じで途中より一緒になり共に行動する。

 駅から矢立(花坂)まで約1時間。東京では見られない珍しい風景だと喜んでくれた。特に女性達はこの時期さかりの「うつぎの花」や「花いかだの葉」に喜んでくれた。 
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    うつぎの花

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    花いかだ

 矢立で昼食。休憩後、60町の町石から1町石までがんばろう。

 途中、「二人静」や「一人静」の花にも喜んでくれた。
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    ふたりしずか

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      ひとりしずか

 大門下の厳しい登り坂を過ぎれば突然現れる壮大の大門に感激。写真をたくさん撮っていた。

 数日後 写真付きのお礼のお便り有難うございました。未熟な案内にかかわらず、心のこもったお便りでありがとうございました。 

  


drecom_yama_ya617 at 16:57│Comments(0)TrackBack(0)

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