2012年12月16日
私の足跡 124 しまなみ海道をウォーク&サイクル
私の足跡 124
潮風を浴びながらの
しまなみ海道ウォーク
&
サイクル
第三日
6時に起床し、「多々良橋に映える日の出」の撮影のため 宿舎前の港へ。
日の出まで 時間があるので良い撮影ポイントを探した。
海霞の発生していて 幻想的な風景をたくさん撮れた。
多々良大橋の斜張橋をバックに 日の出の写真をたくさん撮った。
このしまなみ海道の6つの島の道は 一部を除き海岸線を通るのが多く、坂道が数少なかったが 各橋の高さは 高い橋では50mを遥かに超える高さにしてどんな豪華客船も通るのに支障のないようにしているので高い。
だから、橋を渡る時は 足下の渦潮を真下に見ながら等楽しく渡れるが 一番辛いのは橋の高さまで上がることです。長いスロープ(多々良大橋のスロープは 最長1473m 徒歩20分)を造ってくれているが ギアー数の少ない(3段)自転車(十段以上の自転車もあったが いろんな理由で 自分で選んだのだから文句は言えないが)で辛くて後半の坂道は殆ど押して上がった。(途中 マウンテンバイクを借りているM氏のを借りると楽に登れるのがわかった)
でも、橋から島に降りる時は 遠くの景色を眺めながらの爽快な下り坂は何とも言えぬ快感を味わえたことはいうまでもなかった。
朝食後、約30分かけて、大三島の縦断・峠(三村峠)越えの道を登り下りで、大山つみ神社に参拝。
神代より 日本総鎮守と呼ばれ 全国に約一万1千社あまりの分社を持ち、古代より多くの信仰を集めている。境内中央には樹齢約2600年の神木等の大楠がある。
参拝後 又 嫌な峠越えをして 約40分自転車に乗り、多々良大橋の登り口に到着。
これからあの多々良大橋の高さまで自転車で上がるのが大変。途中より自転車を押してふらふらになって登る。
自転車のサドルでお尻が痛いし 疲れてぐったりだがやっと橋の高さに近づいた。
途中で 面白い看板に気付き 3人で手をたたいたり 拍子木を打ったりして疲れを忘れて楽しむ。
上の現象は 橋の大きな支柱に音が反響して起こるもの。お寺にもよくあるがここのは特に綺麗な音だった。
斜張橋では 世界一長いと言われる多々良大橋の中ほどが愛媛県と広島県の境になっている。私達は広島県の生口島に入る。
生口島は 大きな島で 島の西海岸を約15km走る。途中サンセットビーチという長く美しい海岸があり、夏には大いに賑わう所と思います。そこをを過ぎると 上の景色に出会う。手前の島はひょうたんに似ているので 「ひょっこりひょうたん島」のドラマの舞台になったと言われている。そして クビレテいるところが今も県境になっているそうです。
生口島といえば 故平山郁夫の出生地で彼の過ごしたこの島を題材にした作品やシルクロードシリーズも鑑賞して 又 自転車に乗る。
途中で昼食を予定したが 思いにかなった店がなく、走っていると町を出てしまって、昼食が遅れてしまった。
次は生口橋への長い長いアプローチの坂道を登る。
この生口橋の向こうは 紅葉の映える因島です。
この島には 因島水軍城や白滝山などがあったが、時間の都合で割愛した。
峠を越え これより海岸線に降る下り坂。前方にドッグを見てビニールハウスの中を走る。潮風を真っ正面から受け 下る快感は登り坂の苦労も吹っ飛んでしまう。
次の橋は最後の橋で「因島大橋」を渡る。この橋は珍しく 二階建てになっていて上は自動車 下は自転車と歩行者専用です。
お客も少なく 私達3人だけの快適サイクリングができた。(左端の緑の部分は 歩行者専用道路)
途中 橋の隙間から下を覗くと 小舟に乗って潮流体験をしていた。
最後の島 向島を通りすぎると尾道が目の前だ。
船賃 100円を払い、自転車を返す。二日間で乗り捨て代を入れて2000円だった。
早速、短時間であったが、昔の面影の残る坂の尾道を見学。
国宝の仏画がある持光寺(浄土宗)に行ったが 時間が遅くて駄目だった。「にぎり仏」を作るのも次回のお楽しみにして寺を後にした。
坂の上の住宅地では 今は水道だが 昔は生活水に困っていた。それでこの二階井戸をつくって利用していたらしい。
千光寺等も見学したい所があったが 暗くなったので 名物の「尾道ラーメン」とビールをお腹におさめ、新幹線で帰る。
これまで夢に描いていたしまなみ海道をウォーク&サイクルは自転車が辛かったが楽しいことの方が多かった。でも、もう一度となるとこの日程では無理と思う。バイクを使うのも楽しいだろうとも思っている。
drecom_yama_ya617 at 14:12│Comments(0)│しまなみ海道 サイクル&ウォーク