2012年01月01日
私の足跡 101 堺の町中を自転車で
旧年中は多くの人にアクセスしていただきありがとうございました。お陰さまで「私の足跡」も100を越え、訪問者数も10000を越える事が出来ました。本年もよろしくお願いします。
今年の元日も 53年続けている「金剛山元日登山」 を孫達6人と登ってきました。
今年の元日の頂上の気温は私の記憶には無いぐらいの暖かさ(+2度)で、いつもの雪像も、例年の3分の一ぐらいだった。でも、念仏坂の通行はアイゼンがないと歩行は危険でした。今年は穏やかな年になるような気がしました。
今月も街道ウォークから少しはなれた内容で記します。2月から 従来の街道ウォークに戻り、街道ウォーク3000Kmの目標を 3500Kmに伸ばして歩きます。
私の足跡 101
黄金の町堺の町中を自転車で
2011.11.4
2011年11月4日に堺文化財特別公開に参加して、見学にレンターサイクルの電動自転車を使い、堺市内を見学した。先ず、三国が丘駅で降車し、仁徳天皇陵古墳の約半周・約1km強を歩いた。そして、大仙公園観光案内所にいき、自転車を借り、仁徳天皇陵の説明を聞き、博物館そして図書館の見学をする。
図書館では、1900年にチベット語訳の仏教原典を求めて世界の屋根ヒマラヤを越え 当時鎖国のチベットに2度も入国して学んだ川口慧海の書き物の一部を見学する。
次は大安寺へ。本堂及び障壁画は重要文化財で、この期間だけの公開だった。
本堂は、堺の豪商納屋助座衛門の屋敷を移したと伝承される総檜づくりの建物で書院造の部屋もある。。
四室にわたって描かれた障壁画は、17世紀の狩野派と考えられ、桃山時代から江戸時代の堺の繁栄を伝えている。
(本堂内の写真撮影は禁止だったので写真はありません)
整備された枯山水の庭園も見事だった。
次に行った千利休の屋敷跡では 堺のガイドのNさんにバッタリ会い、いろいろ教えてもらう。
16世紀、堺の裕福な町衆に生まれた千利休は、「わび茶」の文化を大成した。現在の茶道千家の始祖である利休の屋敷跡には椿の井戸が残されている。
今度は史跡 旧堺灯台へ。少し離れた所だったが、電動自転車だったので、心地よい秋風をうけて、アッと言う間に到着する。
この旧堺灯台は、当初の場所に現存する日本で最古の木造様式灯台。明治10年に築造され、やく一世紀の間大阪湾を照らし続けましたが、昭和43年に廃灯となった。昭和47年に国の史跡に指定された。
次は、今回一番関心のある山口家住宅に行く。
山口家住宅は、約400年前の江戸時代初期に建てられた町家で、昭和41年に国の重要文化財に指定されている。
玄関土間からカマドをもつ大きな土間にに続き、いろんな座敷も見られた。
鉄砲鍛冶屋敷の見学もした。
与謝野晶子のうた通りを歩く。
与謝野晶子のふるさとの商店街に彼女のうたが垂れ幕に。
ザビエル公園の見学を最後にして、堺見学を終える。
終了後 河内長野市で 旧友を交えての会合に出席し、充実した一日となった。。