2011年10月15日
私の足跡 94 熊野古道の伊勢路を歩く 7 始神峠越え
大辺路・伊勢路を歩く
伊勢路 7 始神峠越え


![kouteisa[1]](https://livedoor.blogimg.jp/drecom_yama_ya617/imgs/5/7/57d0d4d4.gif)
「ふなつ駅」から約2km程の集落の中を通り抜けると「始神峠」への古道に入る。

江戸道を30分足らずでベンチや看板のある小さな広場の頂上・始神峠に着く。

標高147mの頂上からは眼下に紀伊長島の町とその前に広がる洋々たる海(紀伊の松島とも言われる)は素晴らしい。ここから遠く富士山が見えたこともあるという。
「大洋に潮の花や 朝日の出」と詠われている。いまでも地元の人は 元日の日の出をこの峠で拝むという。


標識の整った道で安心して通れる。
![kuma21[1]](https://livedoor.blogimg.jp/drecom_yama_ya617/imgs/0/b/0bfaf89e.jpg)
所々に苔むした石畳の道があった。
![kuma20[1]](https://livedoor.blogimg.jp/drecom_yama_ya617/imgs/a/2/a27628b1.jpg)
後半は淡々とした整備された道であった。この江戸時代の道もボランティアによって、整備されたとある。


すぐに宮川第2発電所の所の「始神さくら広場」に着く。
ここから、約2km弱で「みのせ駅」に到着。
![kuma106[1]](https://livedoor.blogimg.jp/drecom_yama_ya617/imgs/6/2/62c80d83.jpg)
「みのせ駅」の橋上から今越えて来た「始神峠」を望む。
今回の始神峠の歩行は 標高の低い山だったし、半分以上は平地の道だったので楽であった。