2011年07月01日
私の足跡 87 熊野古道の大辺路を歩く 3 見老津から紀伊浦神迄
熊野古道の大辺路・伊勢路を歩く
大辺路 3 見老津から紀伊浦神迄 約35km 5月26・27日
前回と同じく、3人で1台の車を使い、見老津まで行き、車を置いて歩きだす。

しばらく歩くと 突然真っ青な海が目の前に飛び込んで来た。

マップを見ると道路から離れて、海岸線を歩くようになっている。 距離は短かったが、なんと 素晴らしい街道歩きでしょう。(以前 紀伊路を歩いた時も体験したことがある)
潮の香りを味わいながら進んだ。

でも、すぐに山の中の石畳み道に入って 登ることになる。 10:50
石畳み道は 旅人達が楽しく行き来できるように幕府等の命により、また、地元の人達の暖かい好意により近世以後日本各地に造られたと言われる。

山の中を歩いたり、集落の中を歩いたりしていると また海岸線に出てホットする。
13:10

舗装された道を歩いていると博物館があったので休憩を兼ねて立ち寄ることにした。
明治32年 ハワイに移民した中筋氏が ハワイでの鰹の漁法を見て 新しい漁法をつくった。それは写真のようなケンケン船を使った漁法です。 16:30
![PC1125661[1]](https://livedoor.blogimg.jp/drecom_yama_ya617/imgs/f/d/fd6315f3.jpg)
途中 右前方のあれが潮岬の灯台かと言いながら進む。
![PC2526961[1]](https://livedoor.blogimg.jp/drecom_yama_ya617/imgs/6/3/6346fd0f.jpg)
くじの川の手前で国道を離れ、古道に入る。
![PC2526971[1]](https://livedoor.blogimg.jp/drecom_yama_ya617/imgs/8/8/885aa624.jpg)
人のいない所だったので、この道が正しいのかどうかわからず不安だったが、くじの川地蔵さんが見つかりホットした。
そして、ひと山越えると国道42号線に出た。
本日の宿泊は、橋杭岩の近くの旅館にした。





翌朝 4時過ぎに起き、写真を撮るために,海岸線に出る。4時40分から約30分間で上記の写真を撮りました。
朝食後、宿舎を出発。

「弘法の湯」を通り、北上。 7:30

道中、脱サラをしてこの好きな所で生活をしている人に出会う。時々、孫に会うのが楽しみとも言っていた。また、近所の人の暖かさも素晴らしいとも感謝していた。 10:00

相変わらず、素晴らしい景色を見ながら進む. 10:50

今回の目的地 「紀伊浦神駅」に到着。 13:15
その後は、見老津まで列車で戻り、置いていた車で帰る。

今回歩いた区間は 黄緑色の部分。このシリーズで歩いた部分は 燈色。