私の足跡 85 熊野古道の大辺路を歩く 1 富田坂・仏坂私の足跡 87  熊野古道の大辺路を歩く 3 見老津から紀伊浦神迄

2011年06月15日

私の足跡 86  熊野古道の大辺路を歩く 2 長井坂


  熊野古道の大辺路・伊勢路を歩く  


  
大辺路 2   長井坂 を越える    約10km   2,010年4月19日
       (世界遺産)
    早朝 国民宿舎を出て 一路南下を始める。
 
    IMG_4353





    IMG_4352

  いよいよ 国道を離れて約4kmの長井坂の入り口に入る。この坂の歴史は平安時代からという話もあるが、史実はない。

     P60500521[1]
  この長井坂は、全長約5kmともある。 きつい坂を登りつめると稜線にかかり、これより見老津への下りまでは 標高250m前後の多少起伏はあるが、腐葉土の重なる平坦道で歩きやすい。

  そして 木々の間を通して枯木灘が望め、二つの島が見え絶景の景色を呈している。 

   IMG_4355

     昭和初期まで 松の根株が残っていたと伝えられる一里塚松跡である。  9:30


    IMG_4358

     和深川王子神社   寛永2年(1625)創建された。王子神社と春日神社が併せてつくられ
    ている。
     ナギ ムクの古木がある。   10:00


              IMG_4361

          稜線を歩いていると 「 版築」という標識があった。

    P60500531[1]
   道の左右は高い傾斜になっている。
   これは、版築(段築)によって土手状に整形して 古道平面のレベルを一定に保ち通行をスム
   ースにした(アップダウンを少なくする)ものと考えられる。
    古道の構築 維持管理上からみて極めて重要な事例である。
    長井坂には版築とわかる顕著なものが2ヶ所ある。

      P60500612[1]
      そして、古びた道標が私達を和ませてくれる。

      IMG_4362

     稜線から見老津への険しい険しい下り坂を降りると上記の標識があった。 12:05


    IMG_4364

    この長井坂はすさみの八景の一つとなっている。

    
   
 その後 列車で周参見に戻り、置いていた車で 帰宅。   一回目は終了。



  世界遺産
    「
紀伊山地の霊場と参詣道」について
   
   紀伊山地の熊野三山、高野山、吉野・大峯は古代以来、自然崇拝に根ざした神道、中国から伝来しわが国で独自の展開を見せた仏教、その両者が結びついた修験道など、多様なしんこうの形態が育んだ神仏の霊場であり、高野山町石道などの参詣道(巡礼道)とともに広範囲にわたって極めて良好に保存している比類のない事例です。また、それらが今なお連綿と民衆の中に息づいている点においても極めて貴重なものです。


  熊野三山への参詣道は 大峯奥駈道、中辺路、小辺路、大辺路、伊勢路とあるが 今シリーズは大辺路、伊勢路の約250kmを記しています。   


   


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この記事へのコメント

1. Posted by チョウシモン   2011年06月23日 12:54
久しぶりに訪問させていただいたら、今度は熊野古道ですか?
靴が幾つあっても、擦り減ってしまいますね。
古道には、みぎ、ひだ里って、いつのころから、右、左って、使っていたんだろう?
東、西では、方向が合わなかったのかなぁ~。感心
それに、版築って、わざわざ稜線に盛り土をして、親切ですね~。感心

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